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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/23 10:00)
米連邦航空局(FAA)は世界で最も普及しているジェットエンジンの1つであるCFMインターナショナル製エンジンの緊急点検を命じた。乗客1人が死亡した17日のサウスウエスト航空機事故を受けた措置。
FAAの19日の声明によると、米国内で飛行回数3万回以上のCFM製エンジン352基が対象。今回の緊急命令は即日実施で、20日以内の点検完了が必要となる。
事情に詳しい関係者1人によると、欧州安全航空庁(EASA)も同様の規則を導入しつつある。世界全体で飛行回数が要件に達したエンジンは681基に上る。
今回のFAAの命令で、事故を起こしたボーイング737-700に搭載されていた「CFM56-7B」型ジェットエンジンを巡る調査が強化される。調査官によれば、飛行中にエンジンのファンブレードが破損し、機体の窓が割れる事故を引き起こしたという。(ブルームバーグ)
(2018/4/23 10:00)