- トップ
- 商社・流通・サービスニュース
- 記事詳細
[ 商社・流通・サービス ]
(2018/4/23 12:00)
サウスウエスト航空は飛行中にエンジンが大破し女性1人が死亡した先週の便の乗客に対し、小切手5000ドル(約54万円)と旅行券1000ドル相当を提供する。
ゲイリー・ケリー最高経営責任者(CEO)は乗客への書簡で、「大切な顧客の信頼を回復する新たな機会を得られることを願い」、顧客の当面の金銭的ニーズをカバーする5000ドル相当の小切手を送ることを明らかにした。サウスウエストは小切手と旅行券に加え、「あらゆる可能な方法で支援することが最大の重点かつコミットメントだ」とケリーCEOは記した。
米運輸安全委員会(NTSB)は事故機のファンブレードが外れてCFM製エンジンが大破した原因の究明に取り組んでいる。連邦当局の調査官はブレード破損部分の金属疲労の兆候を発見している。
この事故では飛び散った破片が機体の窓ガラスに当たって穴が空き、窓側席に座っていたジェニファー・リオーダンさんが一時、窓から吸い出されそうになった。リオーダンさんはその後死亡した。事故機には乗客144人と乗員5人が搭乗していた。サウスウェスト航空のフライトで乗客の死亡事故は初めて。(ブルームバーグ)
(2018/4/23 12:00)