[ ICT ]
(2018/5/1 12:30)
TモバイルUSAによる米スプリントの買収計画をの同社株主と規制当局が承認すれば、スプリントのマルセロ・クラウレ最高経営責任者(CEO)は約7800万ドル(約85億3000万円)を受け取る見通しだ。
ブルームバーグがまとめたデータによると、クラウレ氏(47)の長期報酬はスプリント株1000万株で6620万ドル相当。同氏はスプリントとTモバイルの合併完了から18か月以内に解任されるか、職務が大幅に変更された場合、この株式報酬を全て付与される。また、約1160万ドルの退職金と約5万4000ドル相当の他の手当を受領する資格もある。
発表によると、両社の合併が米司法省と連邦通信委員会(FTC)に承認されたら、Tモバイルのジョン・レジャーCEOが統合会社のCEO、クラウレ氏は取締役にそれぞれ就任する。
クラウレ氏は上記のゴールデンパラシュート(買収や合併によって経営陣が解任された場合などに多額の退職金を支給する取り決め)に加え、今回の買収価格に基づくと約4560万ドル相当のスプリント株698万株も保有している。(ブルームバーグ)
(2018/5/1 12:30)