[ ICT ]
(2018/5/7 12:00)
【北京ロイターES=時事】中国の通信機器大手ZTEは6日、深圳の証券取引所に提出した開示資料で、同社に対する商取引禁止措置の停止を申請する文書を米商務省産業安全保障局(BIS)に提出したと明らかにした。
米政府は4月、対イラン制裁違反に絡み、米企業がZTEに部品やソフトウエアを販売することを7年間禁じる措置を発表。ZTEの開示資料は、当局への申請の詳細や提出日には言及していないが、要求に応じて追加資料を提出したとしている。
米半導体部品に大きく依存するZTEは、禁止措置でスマートフォン事業の存続が脅かされる状況となっている。中国は、北京で先週行われた米国との通商協議で、ZTEに反論の機会を与え、法令順守改善の努力を考慮し禁止措置を修正するよう求めた。
(2018/5/7 12:00)