[ 自動車・輸送機 ]

スバル、成長へ正念場 前3月期、世界販売増も減益

(2018/5/14 05:00)

SUBARU(スバル)の2018年3月期の世界販売台数は吉永泰之社長が就任した12年3月期と比べ約7割増の106万6900台、主戦場の米国は約2・4倍増の67万900台と大幅に伸びた。吉永社長が率いた7年間でスバルは成長を遂げた。一方、完成車検査問題を引き起こした企業風土の改革は道半ば。電動化など次世代技術への対応など将来の課題は多い。成長を維持できるか。中村知美次期社長ら新経営陣の手腕が問われる。(下氏香菜子)

  • 会見する吉永社長

スバルの18年3月期の連結決算は増収減益だった。新型車の販売が好調に推移したが、販売管理費の増加や無資格者による完成検査問題の対応費用などが利益を押し下げた。19年3月期は北米向け新型車の投入などで世界販売が前年比3・1%増の110万400台と過去最高を計画する。ただ販管費の増加や会計方針の変更などで減収減益を見込む。

スバルは11年6月の吉永...

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(2018/5/14 05:00)

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