[ ICT ]
(2018/6/10 07:00)
【ニューヨーク=時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は8日、インターネット交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックが、外部業者による利用者情報へのアクセスを制限したと公表していた2015年以降も、日産自動車など一部の広告主や提携企業に特別に情報共有を認めていたと報じた。
報道によると、一部企業はフェイスブック利用者の友達の電話番号や親密さを示すデータなどに特別にアクセスできた。フェイスブックが15年5月に外部業者によるデータへのアクセスを遮断した後も、数週間から数カ月間続いたという。
フェイスブックをめぐっては、中国企業4社を含む世界の携帯端末メーカー約60社と利用者情報を共有していたことが発覚し、米議会で批判が高まっている。
(2018/6/10 07:00)