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[ エレクトロニクス ]
(2018/6/11 13:30)
世界最大の電気自動車(EV)バッテリーメーカー、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が11日、深圳証券取引所に上場。値幅制限いっぱいの44%高となった。
CATLの株価は現地時間午前10時17分(日本時間同11時17分)時点で36.20元に達し、同社の時価総額は約123億ドル(約1兆3500億円)に膨らんだ。CATLは株式全体の10%を1株25.14元で発行する新規株式公開(IPO)を実施した。
投資家はCATLがパナソニックなどの競合各社に競り勝ち、自動車メーカーがEV強化に向かう中で、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)などCATLの顧客から受注を続けることに期待している。ただ利益率低下やIPO時の株価収益率(PER)規制などから、CATLはIPO規模を当初予定の半分以下に縮小した。
ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)によれば、CATLは全てのEVタイプを含めると最大の電池メーカーだが、一般的なサイズのEV向けではパナソニックが最大手。(ブルームバーグ)
(2018/6/11 13:30)