大阪北部地震／大ガス、4400人体制 25日の完全復旧目指す

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  都市ガスの供給停止中の大阪府茨木市見付山付近の住宅で開栓する作業員

大阪ガスは２１日、大阪北部を震源とする地震発生の影響で、供給を停止していた都市ガスの復旧作業現場（大阪府茨木市、写真）を公開した。同社グループの約２１００人に加え、日本ガス協会を中心に派遣した他事業者からの応援約２３００人も大半が現地入りし、計約４４００人体制で２５日の完全復旧を目指している。

２１日８時時点のガス復旧状況は、地震発生後に供給停止した大阪府茨木市や同高槻市など大阪北部地域の約１１万件のうち、約５万６０００件分の導管網の復旧を完了。その後、開栓をしたのは約４０００件となる。

復旧作業はガス導管の安全を確認した地域から順次１件ずつ訪問し、ガスメーターのガス栓を開栓する。２１日だけで、約２万件の復旧を予定する。大阪府茨木市在住の主婦は「４日ぶりに入浴できる」と安堵（あんど）の表情を見せていた。