[ ICT ]
(2018/7/13 14:00)
米アップルは12日、ノートパソコン「MacBook Pro(マックブック・プロ)」の新型モデルを発表した。処理速度が向上したほか機能も追加した。アプリ開発者や動画編集者といった同社の忠実なプロのユーザーをターゲットに据えている。
新製品は昨年のモデルと同じ13インチと15インチで、メモリーやストレージの追加やより明るいスクリーン、キーボードの静音改善など専門家向けの機能を刷新。直近のモデルが2016年に発表されてから一部のユーザーからたびたび要望があった機能を盛り込んだ。アップルによると、最新モデルの処理速度は15インチ版が最大70%、13インチ版が2倍高速化する。
新型モデルには周囲の物理的環境に基づいて色彩を自動的に変える「トゥルー・トーン」技術を備えたスクリーンも搭載される。また、最新のカスタムチップ「T2」も装備される。これによりセキュリティーが改善されるほか、マックブック・プロで初めて音声アシスタント機能「Siri(シリ)」を起動できるようになる。新製品にはインテルの最新プロセッサーも搭載される。
価格は13インチモデルが1799ドル(約20万2000円)、15インチモデルが2399ドルから。両モデルともアップルのウェブサイトで12日から、一部のアップル小売店や公認の再販業者でそれ以降今週中に購入できるようになる。(ブルームバーグ)
(2018/7/13 14:00)