[ オピニオン ]
(2018/7/27 05:00)
日本各地で気温が35度Cを超す猛暑日が続き、1週間で2万人以上が熱中症の疑いで病院に搬送されている。今週末にかけて気温が少し下がると聞き、ほっとしたのも束の間、その理由を知って愕然(がくぜん)とした。
気温が下がるのは現在、日本に向かって太平洋をまっしぐらに進んでいる台風12号のせいだ。台風の進路予想では、かなり高い確率で東北から四国のどこかに上陸するという。気温は下がっても湿度が上昇すれば、発汗作用が阻害され、熱中症発症の危険性は変わらない。
台風は気温を下げるかもしれないが、同時に豪雨をもたらす可能性が大きい。先日の集中豪雨の被害からの復旧にあたっている地域にとっては迷惑千万と言うほかはない。
熱帯夜のせいで朝起きた瞬間から身体はだるく、のどの渇きを覚える。無理して朝食を食べるが、ぼーっとした感じが続くため、熱中症の前兆かと思う。だるさや顔のほてりは、熱中症の症状といわれるが、吐き気や筋肉痛とは無縁なので今日も仕事に向かう。
幸いなことに、炎天下での長時間取材とは縁がないが、今後も熱中症と無縁でいられるよう自己管理に努めよう。こまめに休憩をとるのはもちろん、水分や塩分、ミネラルを取るよう気を付けたい。
(2018/7/27 05:00)