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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/8/15 12:00)
米テスラの運命を左右する役目をオーストラリアの通信会社幹部、化粧品会社のトップ、テスラ傘下ソーラーシティーの元財務責任者の3人が担うことになった。
テスラは14日、同社取締役会が株式非公開化案を精査するため特別委員会を設置したと発表した。同日の資料によると、同委の構成メンバーは取締役のブラッド・ バス、ロビン・デナム、リンダ・ジョンソン・ライスの3氏。特別委は非公開化に関しイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)から正式な提案を受け取っておらず、非公開化について助言可能かや実行可能かどうかについて結論を出していない。
バス氏は2016年にテスラに買収される前のソーラーシティーで最高財務責任者(CFO)を務めていた。デナム氏はオーストラリア最大の通信会社テルストラの最高執行責任者(COO)。テスラの投資家向け広報(IR)のウェブサイトで、バス、デナム両氏は取締役会の財務専門家と位置付けられている。
ライス氏は雑誌「エボニー」で長年知られたジョンソン・パブリッシングの会長で、テスラ取締役会に昨年7月に新しく加わったメンバー2人のうちの1人。ジョンソンは16年にエボニーを売却し、ファッション・フェア・コスメティクス部門を維持している。同氏は上場企業を民間投資家に売却した取引などでの経験がある。(ブルームバーグ)
(2018/8/15 12:00)