【電子版】英ダイソン、EV開発拠点とテストコース整備へ 21年の販売目指す

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  ダイソンは英ウィルトシャー州ハラビントンの空軍飛行場跡地にEV開発拠点とテストコースを整備する（ダイソン提供）

【ロンドン＝時事】英家電メーカーのダイソンは電気自動車（EV）事業への参入に向け、総額約2億ポンド（約290億円）を投じて研究開発を加速させる方針を明らかにした。2021年の商業販売を目指す。英メディアが30日報じた。

　ダイソンは独創的な掃除機や扇風機、ドライヤーなどで知られる。英南部工場の人員を現在の約400人から2000人規模に増やすとともに、試験走行を行うテストコースなども整備するという。

　ダイソンは17年9月にEV事業への参入を表明していたが、具体的な計画が判明したのはこれが初めて。ローワン最高経営責任者（CEO）は「われわれの自動車プロジェクトは新たな段階に入った。世界的な研究開発の拠点としたい」と語った。

Dyson’s new Hullavington, UK, campus has opened and the automotive team has moved in. But it doesn’t end there. Today Dyson announced the next phase, bringing investment there to ￡200m. https://t.co/0pudGIxv5Y pic.twitter.com/riKC277e5p

— Dyson (@Dyson) 2018年8月30日