台風21号／東海道新幹線、全線で運転見合わせ

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  台風21号の接近に備えた通勤客らの減少で、閑散とするJR大阪駅前。上は鉄道の運休を伝える電光ボード（4日、大阪市北区＝時事）

台風２１号の影響で、４日は各地で交通の乱れが相次いだ。東海道新幹線は強風と停電のため、１４時ごろから全線で運転を見合わせ。日本航空と全日空は国内線と国際線で計６００便が欠航し、計約５万７０００人に影響が出た。

ＪＲ西日本によると、山陽新幹線は新大阪―広島間で運転を見合わせたが、午後から岡山―広島間で運転を再開した。

ＪＲ東日本によると、北陸新幹線は風速が規制値を超えたため、長野―飯山間などで運休した。上越新幹線では上毛高原―越後湯沢間の下り線に倒木が見つかり、撤去作業のため一時運転を見合わせたが、１７時すぎに再開した。このほか中央線特急列車の上下計２７本が運休となった。