[ トピックス ]
(2018/9/5 05:00)
4日13時半ごろ、関西国際空港(大阪府泉佐野市)と対岸を結ぶ連絡橋にタンカー「宝運丸」(2591トン、全長89メートル)が衝突した。第5管区海上保安本部(神戸市)などによると、乗組員11人にけがはなかった。台風による強風で流されたとみられる。
同本部などによると、宝運丸は右側から橋にぶつかり、めり込むような状態で動けなくなった。一部浸水しており、エンジンが止まって航行できないという。橋も破損した。
宝運丸は台風に備え、3日ごろから空港島の東側に停泊していた。同本部は天候の安定を待って乗組員の救助などを進める。
運輸安全委員会は4日、事故調査官3人を担当に指名。5日以降、現地で衝突原因の調査を行う。
国土交通省大阪航空局や運営会社によると、関西空港は台風や高潮の影響で浸水したため、15時に施設を閉鎖した。
2本ある滑走路のうち1本や駐機場が冠水して使えなくなったほか、ターミナルビルなどにも停電や浸水被害が出た。
連絡橋は強風のため、車、鉄道ともに通行止めとなり、空港では利用客らが孤立状態となった。
(2018/9/5 05:00)
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