[ 機械 ]
(2018/10/18 05:00)
モノづくりの専門展「モノづくりマッチングJapan2018」(日刊工業新聞社主催)が17日に東京・有明の東京ビッグサイトで開幕し、GEアディティブ(東京都港区)のトーマス・パン日本統括責任者が基調講演(写真)を行った。
テーマは「アディティブ革命byGE―試作から量産の時代へ」。パン氏は金属3Dプリンターを使った量産に関し「鋳造プロセスが箱に入ったものだ。製品開発が早くなり、コスト、納期、保守で大きなメリットがある」と説明。すでに自社のジェットエンジン用燃料ノズルの開発・量産で採用し「コストを30%、重量を25%削減できた。3万台を出荷した」と語った。
他の海外企業も積極的に活用している半面、日本では導入が遅れているという。そこで自社の金属3Dプリンターや導入・活用支援サービスを紹介。「付加価値が高い製品であるほど応用しやすい」と訴えた。当日は企業関係者ら約150人が来場した。
(2018/10/18 05:00)
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