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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/11/26 15:00)
【シドニー時事】米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは22日、豪州の利用者が米アマゾンのサイトから買い物ができないようにしていた措置を停止すると発表した。いったん導入した措置だが、利用者に不評だったため元に戻すことを決めた。ロイター通信が報じた。
豪州では7月から1000豪ドル未満の輸入品にも、日本の消費税に相当する物品・サービス税(GST)を導入。これに伴い徴税手続きが煩雑になるとして、アマゾンは豪州の利用者を対象に、同国以外のアマゾンのサイトで購入できないような仕組みを取り入れた。
しかし、イーベイなどライバル社はこうした制限を行っておらず、アマゾンに対する不満の声が上がっていた。発表によると、アマゾンは「11月22日から米アマゾンからの商品を豪州の配送先に発送することが可能となる」と説明した。
アマゾンは昨年末から豪州で本格的に通販事業を開始。ただ、米サイトに比べて商品が少ないことから利用が伸び悩んでいる。
(2018/11/26 15:00)