[ トピックス ]
(2018/11/27 05:00)
日刊工業新聞社は26日、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで「第41回フレッシャーズ産業論文コンクール」(経済産業省など後援)の表彰式を開いた。計824編から選定し、企業が新入社員をどう扱えばよいのかについて新入社員の視点から提言し、「やりたくないことへの向き合い方が大切だ」と指摘したヤマハ発動機の菅田健吾さんに経済産業大臣賞が贈られた。
日本商工会議所会頭賞は、企業が競争力を向上させるためには横(社員同士)と縦(経営側と社員)のコミュニケーションが重要と説いたヤマハモーターソリューションの川口祐史さんに贈られた。
相沢益男審査員長(科学技術振興機構顧問、東京工業大学名誉教授・元学長)は「新人ならではの視点を見失わず、鋭く切り込むこと忘れずにいてほしい。将来のリーダーになってもらいたい」とエールを送った。
受賞者を代表して菅田さんは「論文を通して新入社員の考えを知ってほしいと思い、執筆した。書くことで整理できた考えを、行動で示していきたい」と決意を述べた。川口さんは「テーマにしたコミュニケーションを、自分自身も積極的に取れる人材になりたい」と語った。
(2018/11/27 05:00)
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