【電子版】エアバス、「A220」事業でサプライヤーにコスト削減要請

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  エアバスの「A220」（18年7月、フランス・トゥールーズ＝ブルームバーグ）

【モントリオール＝ロイター時事】欧州航空機大手エアバスは14日、加航空機メーカーのボンバルディアから引き継いだ小型旅客機「A220」事業で、米総合電機大手ユナイテッド・テクノロジーズといった供給業者に対するコスト削減圧力を強める意向を明らかにした。A220への需要に合わせ、生産設備を拡大することをにらんだ措置。

　エアバスは昨年7月、ボンバルディアの赤字続きの航空機事業「Cシリーズ」を買収し、A220に衣替えした。

　エアバス主導の合弁企業責任者、フィリップ・バルドゥッチ氏は、「大幅な2桁台の」コスト削減率を目指していると明言。ただ、コストを半減させるとの見方は否定した。

　同氏は、コスト削減の大部分を供給チェーンの見直しで実現することを示唆した。