[ ロボット ]
(2019/1/24 05:00)
米アマゾン・ドット・コムはシアトル市の郊外で小包の配達にロボットを使用する。オンラインの買い物において、配達は人手を要しコストがかかる部分だ。その配達を自動化する最新の試みとなる。
アマゾンは23日、自動配達装置「アマゾン・スカウト」の試験運用について発表した。クーラーボックスほどの大きさで、歩道を歩行ペースで動く。試験ではこのロボットを6つ使用。人やペットなどの障害物を避けて走行するよう設計されており、月曜日から金曜日までの日中に使用される。
アマゾンは既に巨大な倉庫網における在庫の移動にロボットを活用しているほか、小型無人機ドローンによる配達の取り組みも過去数年にわたって続けている。今回の試験は米宅配大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)や郵政公社(USPS)の運転手など、人手を要する仕事にテクノロジーを導入するものだ。(ブルームバーグ)
(2019/1/24 05:00)