【電子版】独ゲルマニア航空が破綻 全便の運航停止

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  ゲルマニア航空機（09年10月、ライプツィヒ・ハレ空港＝ブルームバーグ）

【ベルリン＝時事】ドイツのゲルマニア航空（本社ベルリン）は5日、裁判所に破産申請を行い、全便の運航を停止したと発表した。同国では2017年のエアベルリンに続く航空会社の経営破綻。

　ゲルマニアは1986年創設。従業員は18年時点で1150人で、欧州・北アフリカ・中東の約60路線を運航していた。燃料代高騰やユーロ安などで、資金繰りが悪化したという。独メディアによると、18年決算は3000万ユーロ（約38億円）の赤字の見通し。