[ トピックス ]
(2019/2/14 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発売する月刊誌「型技術3月号」は、「欧米の金型・成形技術動向」を特集する。欧米の金型産業に詳しい大学教授やメーカー、商社の担当者が執筆。欧米の金型メーカーの状況や日本とは異なった特徴を持つ金型・成形技術を紹介する。
特集では、射出成形や鍛造技術、工作機械や3Dプリンター、型材・表面処理、金型部品などをテーマに取り上げた。それぞれの技術動向や活用法・考え方の違いを日本と比較して解説する。関連して、ホンダエンジニアリング(栃木県芳賀町)が新鋳造技術「アブレーションキャスティング」を紹介する。2016年に北米で発売した新型NSXの骨格部品に適用され、世界初の量産化に成功した。
これからの日本の金型産業は、従来の考え方や枠組みを変え、高付加価値な技術の開発・提案を行っていくことが競争力強化のカギになる。その方向に踏み出すに当たっては、同じく金型先進国であり、日本とは異なる技術や考え方をもつ、ドイツをはじめとした欧州諸国や米国の金型づくりの取り組みが一つのヒントになり得る。
(2019/2/14 05:00)
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