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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/3/12 12:30)
米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、先日発表した店舗の閉鎖計画を一部撤回した。一方で同社は、製品の値上げを実施する。
テスラは製品価格を平均で約3%引き上げる。わずか10日前には、店舗の大半を段階的に閉鎖する計画を発表していた。10日のブログへの投稿で同社は、閉鎖を予定していた店舗の約半数について、営業を続けると説明した。方針を変更した理由については説明していない。
マスク氏による店舗閉鎖計画の発表は、多くの従業員にとって意表を突くものだった。また一部投資家やアナリストの間に、同社の販売や現金保有の状況を巡る懸念を広げる形となっていた。
ブログでは、全ての販売をオンラインに移行する計画は維持するとし、消費者に電話での注文方法を教えることを目的に少数のスタッフを配置した店舗を置くと説明。店舗では試乗や即時購入を希望する人のための製品を用意するとしている。
価格については、セダン「モデル3」の3万5000ドル(約390万円)のタイプについては価格を維持する一方、上級タイプについては引き上げとなる。このほか「モデルS」や「モデルX」も値上げ対象となる。(ブルームバーグ)
(2019/3/12 12:30)