[ トピックス ]
(2019/3/14 05:00)
日刊工業新聞社が15日に発行する「型技術4月号」は、「最新のトライボロジーと金型・成形分野への応用展開」を特集する。プレス・鍛造部品製造の現場では自動車部品を中心に難成形材の採用が増え、複雑形状や高精度も求められている。そこで機械や金型の潤滑、摩擦、摩耗、焼付きなどを扱う科学技術分野「トライボロジー」に着目。プレス・鍛造部品の品質向上、金型の長寿命化に役立つ潤滑剤や金型表面処理の最新動向を紹介した。
総論は、「塑性加工におけるトライボロジーの研究開発動向」をテーマに、岐阜大学工学部機械工学科創造システム工学講座の王志剛教授が執筆した。プレス・鍛造など塑性加工でつくられる製品の競争力を高めるために、トライボロジーにどのような課題があり、何が求められるのかを整理した。
事例では、塑性加工で使う潤滑剤や金型表面処理の役割をわかりやすく解説。高張力鋼板(ハイテン)、ステンレス、アルミニウム合金など難成形材の加工や、絞り加工、板鍛造といった品質確保が難しい加工に対応した新製品・新技術も掲載した。
(2019/3/14 05:00)
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