【電子版】アリタリア航空の救済協議、英イージージェットが撤退 先行き不透明に

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  アリタリア航空のボーイング777型機（17年1月、ローマ・フィウミチーノ空港＝ブルームバーグ）

【ロンドン＝ロイター時事】英格安航空会社（LCC）のイージージェットが、伊アリタリア航空の救済協議から撤退した。これを受け、アリタリア救済計画の提出期限を月末に控え、先行き不透明感が強まった。

　イージージェットは、イタリア国有鉄道や米デルタ航空との協議後、撤退を決めたとしている。関係筋によると、イージージェットはアリタリアのミラノのハブ拠点の運営などを望んでいたという。

　デルタはイタリア国有鉄道と引き続き協議しているとし、声明で「アリタリアは当社の長年の連携相手で、話し合いは継続中」とした。アリタリアとイタリア国有鉄道のコメントは現時点で得られなかった。