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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/4/15 10:00)
他のサプライヤーを使う以外に選択肢がない
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、米ネバダ州の車載リチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」にあるパナソニックの電池セルの生産ラインが、テスラの「モデル3」生産にとって制約要因になっていると指摘した。
テスラとパナソニックはギガファクトリーの生産能力を高めるための投資を凍結すると日本経済新聞が報じたのを受け、テスラの株価は先週11日に急落していた。
マスク氏は13日のツイートで、パナソニックの年産能力が3月に35ギガワット時に達したとの指摘に対し「それは間違いだ。ギガファクトリーにあるパナソニックの電池セルラインは年24ギガワット時程度にすぎず、7月以来『モデル3』の制約要因となっている。『パワーウォール/パワーパック』セルで他のサプライヤーを使う以外に選択肢がない。テスラは既存のラインが理論値で35ギガワット時に近づくまで能力拡大の支出は行わない」とした。
パナソニックは15日、ギガファクトリーで2018年度内に35ギガワット時分の設備設置を完了し、生産体制を確立したと電子メールで回答。ただ、現時点では「全ては稼働しておらず、フル生産に向け立ち上げている」とも認めた。生産能力の現状については非公表とし、「需要に合わせ供給している」と説明した。(ブルームバーグ)
Incorrect. Pana cell lines at Giga are only at ~24GWh/yr & have been a constraint on Model 3 output since July. No choice but to use other suppliers for Powerwall/Powerpack cells. Tesla won’t spend money on more capacity until existing lines get closer to 35GWh theoretical.
— Elon Musk (@elonmusk) 2019年4月13日
There is 35 GWh/yr “theoretical capacity”, but actual max output is ~2/3. It was physically impossible to make more Model 3’s in Q1 due to cell constraints.
— Elon Musk (@elonmusk) 2019年4月14日
(2019/4/15 10:00)