工場管理５月号／今こそ始めよう！健康経営

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２０日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理」５月号では「今こそ始めよう！健康経営」を特集する。従業員の健康管理を経営的視点から捉え、戦略的に実践する「健康経営」の考え方と進め方をひもとく。

世界保健機関（ＷＨＯ）では、健康とは肉体的・精神的・社会的にもすべてが満たされた状態にあることと定義する。職場内での良好な人間関係、仕事のやりがいも健康の一つ。円滑なコミュニケーションの仕方や心の持ち方、ストレスへの対処法など精神的な健康増進のための方法も提示する。

従業員が健康であることは生産性向上にも寄与する。その事例として、コーケン工業（静岡県磐田市）の取り組みを紹介。同社は農業機械や建設機械などのパイプ加工を手がけており、積極的に高齢者・障がい者を採用している。最高年齢９０歳の社員も現役で活躍。幅広い世代の社員が家族のように助け合える風土を築き、健康増進への支援制度を拡充させていることが元気に働ける秘策だという。

特集では企業経営から日常の職場づくりまで、幅広い視点で健康経営の重要性を示す。