【電子版】LG、韓国のスマホ生産をベトナム移管、年産1100万台に増強

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  MWC2019で発表されたLGの5Gスマホ「V50 ThniQ」。「LG Dual Screen」と呼ばれる特殊なケースによって2画面化を実現する（19年2月、スペイン・バルセロナ＝ブルームバーグ）

【ソウル＝ロイター時事】韓国LG電子は25日、韓国国内でのスマートフォン生産を中止しベトナムに移管すると発表した。世界的な需要の頭打ちを受け、業界の他メーカー同様、生産体制の再編に乗り出す。LGは中国、ブラジル、インドでもスマホを生産している。

　LGは、かつては携帯電話機メーカーとして世界トップ3の一角を占めたが、スマホが主戦場となる中でシェアは3％未満に低下している。ベトナムへの生産シフトにより、同国LG工場のスマホ生産能力は今年下半期からは年1100万台と83％増強されるとしている。