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[ 化学・金属・繊維 ]
(2019/5/13 14:00)
【シドニー=時事】英豪系資源大手リオ・ティントは7日、オーストラリア北西部の鉄鉱石主産地ピルバラ地区で開発中の新たな鉱山「クダイデリ」で使用する無人トラックを、米建機大手キャタピラーから購入すると発表した。
発表よると、リオ・ティントはキャタピラー製の無人トラック20台と無人掘削機4台をそれぞれ購入する。キャタピラーは、ブルドーザーやホイルローダー、整地用車両のグレーダなども提供。リオ・ティントが保有するピルバラ地区鉱山で主にキャタピラー機が使用されるのは初めて。
リオ・ティントはクダイデリに26億米ドルを投資して、21年末までに生産を開始する予定。当初は年4300万トンの生産を見込んでいる。ピルバラ地区では16鉱山から年間3億3000万トン以上の鉄鉱石を生産している。一部鉱山の資源枯渇が見込まれる中で、クダイデリの開発は生産量を維持する狙いがある。
Thrilled to be partnering with global equipment manufacturer Caterpillar at our most technologically advanced mine. With support of their local WA dealer WesTrac, Caterpillar will provide state-of-the-art heavy machinery for our Koodaideri iron ore operation in Western Australia
— Rio Tinto (@RioTinto) 2019年5月7日
(2019/5/13 14:00)