[ ICT ]
(2019/7/13 05:00)
【ニューヨーク=時事】12日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、米連邦取引委員会(FTC)は、交流サイト(SNS)最大手フェイスブック(FB)の個人情報流出問題で、同社が制裁金約50億ドル(約5400億円)を支払う和解案を承認した。
同紙によると、FTCの5人の委員のうち共和党系の3人が賛成し、より厳しい条件を求める民主党系の2人が反対した。司法省の審査を経て最終決定する。和解条件には制裁金のほか、利用者の個人情報の扱いに関する規制も含まれる見通し。
FBをめぐっては、英選挙コンサルティング会社が最大8700万人の利用者情報を不正に入手し、2016年の米大統領選でトランプ陣営の選挙活動に使用した疑惑が浮上。利用者のプライバシー保護に関する過去の合意協定に違反した疑いでFTCが調査していた。
(2019/7/13 05:00)