[ 政治・経済 ]
(2019/7/23 13:30)
【ワシントン=時事】トランプ米大統領は22日、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)に対する米国の制裁をめぐり、グーグルやインテル、クアルコムなど米IT大手7社の首脳と会談した。ホワイトハウスによると、企業側は、商務省が5月に事実上禁じた米企業とファーウェイとの取引を「適宜」認めるよう要請し、大統領はこれに「同意した」という。
ファーウェイをめぐっては、トランプ大統領が6月末の米中首脳会談後、米企業との取引を「安全保障上の懸念がない場合」に限り認めると表明したが、政権として具体的な制裁緩和条件をいまだに示しておらず、米企業が対応に苦慮している。中国政府も、対米貿易交渉を本格再開する前に、ファーウェイ問題の行方を見極めたい意向とされている。
(2019/7/23 13:30)