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(2019/8/12 05:00)
「古(いにしえ)」のモノづくり体感
1991年の発掘調査で見つかった飛鳥池工房遺跡(奈良県明日香村)は、日本最古の銅銭である富本銭(ふほんせん)や飛鳥寺の瓦を作っていた、いにしえのモノづくり拠点だ。その上に建っているのが奈良県立万葉文化館。新元号の令和が発表され、来館者は旅行会社のツアーや修学旅行で例年より7割増となった。
館内では歴史を学べる。庭園には万葉集に詠まれた草花が咲き、歌碑や遺跡の復元が展示されている。木簡に令和ゆかりの歌を書いたり、勾玉(まがたま)作りを学んだりする「万葉こども教室」は01年から開いている。
(2019/8/12 05:00)