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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/9/5 11:00)
【ベルリン=時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の子会社で高級スポーツ車メーカーのポルシェは4日、同社初の電気自動車(EV)「タイカン」を発表した。加速性能の高さが売りのEVスポーツ車は新興の米テスラが先行するが、ポルシェが競争に加わることで、性能重視で環境対応は二の次とみられてきたスポーツ車の分野でも、EV化に弾みがつきそうだ。
タイカンは4人乗りで、フル充電で450キロメートルの走行が可能。約3秒で時速100キロメートルまで加速する。
VWは2015年9月のディーゼル車の排ガス不正発覚を機に、グループ全体で電動化に大きくかじを切った。ポルシェは18年9月にディーゼル車からの撤退を表明。25年までに販売車種の半分以上をハイブリッド車(HV)を含む電動車とする方針だ。
(2019/9/5 11:00)