新型コロナ／愛知県、病院融資15億円 畜産・食肉事業者支援 ５月補正

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【名古屋】愛知県は２１日、新型コロナウイルス感染症対策で５月補正予算案に病院への新融資制度約１５億円と畜産・食肉事業者への支援策約２３億円を追加したと発表した。新型コロナ対策予算は合計で６９８億円と債務負担行為５５４億円。

資金繰りが悪化している従業員３０１人以上で第２次救急医療を担う病院に限度額５億円、無利子・無担保で融資する。畜産・食肉関連では県産牛肉約２００トンと鶏肉「名古屋コーチン」約１００トンを約６７万人の小中学生らに学校給食で提供する。

５月補正は合計２８８億円。小規模事業者が持続化給付金などの助成金を電子申請するためのＷｉ―Ｆｉ（ワイファイ）環境や相談窓口を設ける商工会を支援する。上限は３５万円。

また介護・障がい者福祉事業者に対し、ロボットや情報通信技術（ＩＣＴ）機器などの導入、訪問サービスへの切り替え経費などを補助する。