新型コロナ／石川県が補正予算、中小支援金140億円

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【金沢】石川県は新型コロナウイルス感染症緊急対策を盛り込んだ、一般会計で総額３２１億５２５２万円の２０２０年度６月補正予算案をまとめた。中小企業の事業継続と雇用維持に向けて、資金繰りを支える総額１４０億円の三つの支援金制度を用意。同時に総額７億８０００万円の「経営イノベーション応援プログラム」で新型コロナによる制約の克服を支援する。

中小企業に５０万円を給付する「経営持続支援金」は国の持続化給付金受給企業が対象で、同給付金の決定通知書を活用して手続きを簡素化する。また、国の「家賃支援給付金」には最大で１５０万円を上乗せする。「感染拡大防止対策支援金」は対策を行った全ての中小企業に費用などを８割補助し、最大で５０万円支給する。

「経営イノベーション応援プログラム」では、接触機会を減らすため設備の導入や新型コロナによる新たな需要に対応する製品開発を補助する。