新型コロナ／堺商工会議所、飲食店支援に5621万円 クラウド資金調達活用

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  堺商工会議所

堺商工会議所が新型コロナウイルス禍に苦しむ堺市内の飲食店を支援するために実施した「クラウドファンディング（ＣＦ）による地域飲食店応援プロジェクト（みらい飯）」で、当初の目標１０００万円を大幅に上回る総支援額５６２１万円を４０日間で集めた。同会議所はこの結果を「（参加店舗や同会議所などによる）ＳＮＳでの発信の影響が大きかった」とみている。

ＣＦには市内の飲食店１５２店舗（１２６社）が参加。総支援者数はのべ１４４９人だった。

支援者は応援したい飲食店を指定して寄付し、後日支援額に２０％の金額を上乗せした食事券を受け取る「店舗指定コース」か、この事業全体に寄付する「地域応援コース」から寄付の仕方を選択。このうち店舗指定コースは支援額５４８２万円を集めた。約４３０万円と多額の寄付が集まった店舗もあったという。

集まった寄付金は７月末に各店舗に入金予定。資金繰りや営業継続、新たな事業展開などに役立ててもらう。（南大阪）