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(2021/9/17 05:00)
18日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理」10月号は「気づきこそ成長の糧 生産現場の“ここが変だよ!”」を特集する。生産現場で慣習化している事象にメスを入れ、改善の着眼点を示す。
日本能率協会コンサルティングの石田秀夫取締役は「最近の現場は本質・目的を探求せずに盲目的に活動している」と警鐘を鳴らす。「変だと疑問を持つ現場こそ伸びる」と問題発見の探求心の重要性を説く。
特集では、現場のありようを問う「現場の役割編」「現場管理編」「現場改善編」「TPM・自主保全編」、生産システムや生産技術面のあり方を問う「工程の流れ・ライン設計編」「生産技術編」、生産現場に対する重要機能「品質管理編」「生産管理編」「材料・部品調達編」の編成で、「ここが変だよ」と思われる25の事象を問題提起。改善策を解説する。例えば「ここが変だよ!誰にも使われない故障記録」では、故障記録の情報管理の仕組みづくりを紹介。品質管理では「ここが変だよ!ずっと変わらない標準化」と問題提起し、作業標準の見直し・改訂の必要性を示す。
(2021/9/17 05:00)