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(2021/10/7 05:00)
日刊工業新聞社が8日発売する月刊誌「プレス技術」11月号では「異種材接合で実現する 塑性加工の高付加価値化」を特集する。異種材接合技術の最新動向を探るとともに、生産性・信頼性を両立する技術を紹介する。
総論では塑性加工教育訓練研究所の小渡邦昭氏による「身近な現象から『異種材接合の原理』をイメージで考える」を掲載。接合をメカニズムの観点から解説し適材適所の接合法を選択するための基礎知識を学ぶ。解説では日産自動車の宮本健二氏による「自動車車体における異種材料接合、および接合接手の特性評価」を掲載。車体軽量化に用いる異種材接合法のあらましとその評価方法を紹介する。実践リポートでは板厚と表面処理方法の二つが異なる材料同士のスポット溶接について品質工学を活用した溶接条件の最適化法を紹介している。
自動車産業などさまざまな分野で製品の軽量化が課題となっている。異種材接合は軽量化と強度を両立する技術としてのほか、通電性や柔軟性など製品に新たな特性を盛り込む手段としても注目されている。
(2021/10/7 05:00)