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(2021/10/19 05:00)
20日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理」11月号は「管理・間接部門の改善が企業を強くする」を特集する。
一般に製造業企業の改善活動は、直接部門である製造部門の任務として捉えられているケースが多い。ただ、コロナ禍で低迷した利益を創出するためには、直接部門の業務支援や円滑な職場環境の維持などを担う管理・間接部門の改善も不可欠となっている。裏を返せばこうした状況は、従来の管理・間接部門の体制をアップデートするチャンスともいえる。特集では、管理・間接部門が製造業企業の強靱(きょうじん)化のカギとなる部門であることをあらためて確認するとともに、具体的な改善手順や目標などを解説する。
企業事例で紹介する木製家具メーカーのカンディハウス(北海道旭川市)は、納期遅延と過剰在庫の問題を解消するため、生産管理本部が旗振り役となって長年続けてきた生産方式を改善。直接・間接部門を横断して改善の土壌をつくる「改善塾」の取り組みも併せて進めた結果、在庫を約3分の1に削減し納期も大幅に短縮できた。
(2021/10/19 05:00)