日本産業広告賞、表彰式開催 大賞にパナソニック

• 

  表彰盾を持つ森井パナソニック執行役員（中央）。右は嶋村審査委員長、左は井水治博日刊工業新聞社社長

日刊工業新聞社が選定する「２０２１年（第５６回）日本産業広告賞」の表彰式が２４日、東京・虎ノ門のオークラ東京で開かれた。日刊工業新聞広告大賞にパナソニックが選ばれたほか、新聞部門３２点、雑誌部門６点、情報誌部門６点に賞状・賞金が贈られた。受賞企業や来賓、広告会社など約２５０人が出席した。（総合3に 「喜びの声」）

表彰式で嶋村和恵審査委員長（早稲田大学教授）が「産業広告の受け手は幅広い人たちであり、作品の視覚表現についてさらなる検討が必要だろう」と講評した。パナソニックの森井理博執行役員は「受賞に社員一同感激している。国連の持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）の一つ、働きがいと経済成長の推進に貢献し、年齢や性別に左右されずに働ける、社会づくりを支えていくことを訴求した」とあいさつした。

２０年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で審査・表彰事業が中止となったため、２年ぶりの開催となった。