(2021/12/14 05:00)
最近のトレンドワードといえば「オミクロン」。アルファから始まるギリシャ文字の15番目に当たり、南アフリカで発見された新型コロナウイルスの新たな変異株を世界保健機関(WHO)が「オミクロン株」と名付けたことで一気に広まった。
以前は変異株が発見された国の名前をとって「英国型」「インド型」と呼んでいた。しかし、偏見を生んではいけないとの判断で、WHOが国名をやめてギリシャ文字で「アルファ株」「デルタ株」などと表記することにした。
オミクロン株は11月下旬にアフリカ南部で発見され、あっという間に世界各地に広がった。すでにアフリカ、アジア、日米欧など60カ国以上で感染者が確認されている。
従来の変異株との違いはまだ解明されていないが、感染力の強さは指摘されている。感染者数が減少傾向にある日本だが、感染者数の増加に備えて、医療体制の拡充を怠ってはならない。
ギリシャ文字は全部で24文字。今後の変異株出現でギリシャ文字では足りなくなれば、次は星座名が検討されているという。世界で感染が続く限り変異株発生は止められないが、「アンドロメダ株」や「オリオン株」が流行するのは避けたいものだ。
(2021/12/14 05:00)
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