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(2022/6/8 05:00)
日刊工業新聞社が9日に発売する「機械設計」7月号は「破壊の基礎と設計対策法」を特集する。
機械や構造物の金属破壊の原因の多くは、設計(材料選択を含む)によるものである。破壊の現象には、疲労破壊のほか、延性破壊や脆(ぜい)性破壊、環境脆化破壊などがあり、設計者は機械要素や構造部によって生じ得る破壊の種類を想定し、対策する必要がある。
特集では、まず破壊の種類ごとに、その特徴や破面、各種因子の影響などの基本を述べる。次に、代表的な構造部品である溶接継手、締結ボルト、歯車、鋳造品を取り上げ、それらの破壊メカニズムや予防保全法、寿命増大法、強度改善構造例、最新の強度設計技術などを解説する。
最後に、過去の事故事例を基に、設計で見落としがちな点を具体的に説明する。破損破壊の原因を①力学条件の見誤り、設計上の指示不足②設計ファクターの見落とし③想定外の力学条件の発生④材料選択の誤り-の4つのカテゴリーに分け、計13事例を掲載して解説する。
(2022/6/8 05:00)
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