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(2024/3/11 05:00)
使いやすいデザイン追求
(総合1から続く)テストのたびに使うシャープペンシルを替えたりするなど、学生時代から文具にはこだわりを持っていました。モノづくりの楽しみややりがいを感じられそうとの思いで進学先をデザイン寄りの学部に絞り、東京電機大学システムデザイン工学部に進学。プログラミングから人間工学やプロダクトデザインまで幅広く学びました。
マックスを就職先に選んだのは、モノづくりをしている企業であることと、私自身が文具が好きだったからです。
入社後は群馬県の開発本部でオフィス機器向けのアプリケーション開発担当として、表示作成機のアプリなどを開発しました。そして「もっと機器の使いやすさやユーザーインターフェースの部分に関わりたい」と考え、自ら希望して2023年10月にデザイン室に移りました。
開発で目指す機能など必ず正解が存在するアプリと違って、デザインはゴールが明確ではありません。でも職場の先輩の仕事を見ていると、デザインした形状だったり大きさだったりすべてに理由があると感じます。
デザインの仕事をする上で重視しているのは、ユーザーの声を自分で直接聞くことです。営業担当者からの話だけでは、ユーザーのニーズにしっかり応えられているかは分からないこともあるためです。今後も先輩のプロジェクトの仕事や社外セミナーなどを通じて経験や知識を身に付け、使いやすいオフィス機器をデザインできるようになりたいと思います。
週末は学生時代の友人と会うのが楽しみの一つで、美術館に行ったりします。また会社のテニスサークルで汗を流すのもリフレッシュになっています。(文=土井俊、写真=冨家邦裕)
◇マックス 開発本部 デザイン室 第1SEC第1チーム・安田萌(やすだ・もえ)さん
(2024/3/11 05:00)