ソフトバンクとNEC、生体認証領域で提携 企業・自治体に提案

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  　　　　ＮＥＣの生体認証システム

ソフトバンクとＮＥＣは９日、企業や自治体のデジタル変革（ＤＸ）推進に向け生体認証領域を中心とした戦略的提携に合意したと発表した。ＮＥＣが提供する「バイオイディオムサービシーズ」などの生体認証システムと、ソフトバンクが持つ第５世代通信（５Ｇ）をはじめとする通信網やセキュリティーサービスなどを組み合わせたＤＸの提案や販売を相互に行う。

ソフトバンクは今秋以降、ＮＥＣの生体認証システムを国内の企業や自治体などに積極提案する。ＮＥＣの「共創パートナープログラム／デジタルＩＤ」にも参画し、ＮＥＣやその他の参画パートナー企業と各種サービスの連携を検討する。業種や利用状況に合わせた生体認証システムを提案することで企業や自治体の課題解決を支援。生体認証を起点としたＤＸ市場拡大に向けた共創を推進する。

ソフトバンクは、スマートビルディング領域など企業のＤＸ支援でさまざまな実績と法人顧客基盤を持つ。ＮＥＣは高精度な生体認証技術を生かしたソリューションを世界約７０カ国・地域に提供している。