中部大、エヌビディアと連携協定 AI・データサイエンス教育充実

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  学術連携協定締結式に臨んだ中部大の竹内学長（右）とエヌビディアの井崎エンタープライズ事業本部長

【名古屋】中部大学は３１日、米半導体大手エヌビディアの日本法人（東京都港区）と最先端の人工知能（ＡＩ）、データサイエンスの共同研究、人材育成などで学術連携協定を結んだと発表した。エヌビディアが大学と連携協定を結ぶのは、中部地方では初めて。

中部大はＡＩ数理データサイエンスセンターを設置しており、エヌビディアのＡＩスーパーコンピューターを国内大学で初めて導入するなど、ＡＩの高度研究に必要な設備を持つ。今後、エヌビディアの教育機関向け教材を活用してＡＩ、データサイエンス教育を充実を図る。

締結式で中部大の竹内芳美学長は「教育、研究の両面で大きく飛躍する」と述べた。エヌビディアの井崎武士エンタープライズ事業本部長は「生成ＡＩを活用していく中で、ロボット制御に役立てるなど共同研究、人材育成に期待したい」と話した。