日銀、追加利上げを決定 政策金利0.25%に

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日銀は３１日に開いた金融政策決定会合で、追加利上げを決めた。政策金利（無担保コール翌日物レート）を現行の０―０・１％から０・２５％に引き上げる。消費者物価指数（ＣＰＩ）が２年超にわたり２％を上回るなど、物価上昇で実質金利のマイナスが続いていることを踏まえ、利上げに踏み切った。国債買い入れ額については、現在の月６兆円程度から２０２６年１―３月に同3兆円程度に減らす方針を決めた。日銀が金利のある世界に向け、本格的に動き出した。

日銀は２％の「物価安定の目標」の持続的・安定的な実現が見通せれば、引き続き政策金利を引き上げる方針だ。ただ、「緩和的な金融環境は維持し、経済活動をしっかりサポートする」としている。