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(2024/11/26 05:00)
東京建物と首都圏不燃建築公社(東京都港区)は、東京都墨田区で進める「東向島二丁目22番地区防災街区整備事業」の新築工事を着工した。木造密集区域約2100平方メートルを対象に、街路を拡幅するとともに、町会会館と総戸数99戸の分譲マンションで構成する10階建ての「ブリリア曳舟」を建設。地域の防災性や住環境の向上につなげる。2027年の竣工を予定する。
同事業では災害時の危険性が高いとされる木造密集市街地の解消と建物の不燃化・耐震化、さらに道路の拡幅と公共施設の整備を実施。これにより延焼遮断帯を形成するほか、緊急輸送道路における災害時通行機能の確保に寄与する。20年3月に準備組合を設立、22年4月に都市計画の決定を受けた。
計画地には従前、古い木造建築が幅員4メートル未満の行き止まり道路に面した狭小敷地に密集して建っていた。建物の建て替えには各敷地の一部を道路の拡幅部分としてセットバックする必要があったが、建て替えに必要な有効敷地面積が小さくなってしまうことから、敷地の共同化による土地の有効活用が求められていた。
(2024/11/26 05:00)
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