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パイロット・ラボラトリー、LEDテーブルランプ「Flumie」の製造にプロトラブズのオンデマンド受託製造・射出成形サービスを採用

(2020/3/25)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:プロトラブズ

パイロット・ラボラトリー、LEDテーブルランプ「Flumie」の製造にプロトラブズのオンデマンド受託製造・射出成形サービスを採用


小ロット生産により、ひとりメーカーによる開発と生産を実現。
商品の細部へのこだわりを追求する独創を後押し


プロトラブズ合同会社 (本社:神奈川県座間市、社長 今井 歩、以下プロトラブズ) は、パイロット・ラボラトリー (本社:徳島県鳴門市、創業者/チーフエンジニア 山中 佑允、以下パイロット・ラボラトリー) がLEDテーブルランプ「Flumie (フルミエ) 」のパーツ製造に、プロトラブズの樹脂材料 (ABS) を用いたオンデマンド受託製造・射出成形サービスを採用したことを発表しました。

パイロット・ラボラトリーは2018年に山中 佑允氏が立ち上げ、現在、実家のさつまいも農家の納屋を製作現場に、ひとりメーカーとして「Flumie」の設計と開発および製造を行っています。同製品は、山中氏が自身の母親のためにLED照明を作ろうと思ったことをきっかけに開発され、現在、商品化を進めています。

山中氏は、過去に電気系エンジニアとして、大手自動車メーカーで未来型電動オートバイのコンセプトモデル開発に携わってきました。同氏がそこで培った知識と技術を活用して、LED基板や配線構造に工夫を凝らした類例のないデザインを考案、灯具部分や電池を挿入するケース部分には樹脂パーツを使用して、LEDの先進性を器具の意匠に結びつけ、一輪の花を模した直径15cmの「Flumie」が開発されました。


■採用の背景
徳島県がLED産業の振興に積極的であることから、「Flumie」は開発後、徳島県の後押しにより国内外の見本市などでも注目され、注文を受けるようになりました。しかし、ひとりメーカーとして設計・開発・製造を行うパイロット・ラボラトリーでは、一つ一つの樹脂パーツを自ら切削加工するなど、製造に多くの時間を要し、当初は1台を組み立てるまでに5日間を費やしていました。そのため、量産を行うことで、改良や新製品の開発に充てる時間が限られてしまう懸念が常に生じていました。この課題を解決するため、山中氏は費用と手間を抑えながら、必要個数に応じた量産を行う方法を検討していました。そこで、プロトラブズのABSを用いたオンデマンド受託製造・射出成形サービスの採用を決めました。プロトラブズを採用することで、パーツの小ロット生産が可能となり、効率的な生産と、ものづくりへのこだわりを活かした開発が実現できました。



■オンライン見積もりと小ロット生産によりひとりメーカーの生産を支援
現在、パイロット・ラボラトリーでは、プロトラブズのオンラインによるオンデマンド受託製造サービスを活用して、「Flumie」の電池挿入パーツ (樹脂ケース) や意匠パーツの小ロット生産を行っています。これにより、一人では半日を要していた同パーツの製造は、発注後数日以内に数百個単位での製造が可能になりました。「プロトラブズはオンラインで気軽に見積り依頼が可能なため、小規模町工場などに依頼するよりも気兼ねなく依頼できました。また、見積もり依頼から3時間以内に見積もり結果を提供してくれたため、速やかに発注依頼に繋がりました。費用を抑えながらの量産が壁となるひとりメーカーにとって、パーツの小ロット生産が気軽に依頼できるプロトラブズは非常に大きな支えになっています」と山中氏は語っています。

<電池挿入パーツ (左) と花びらの中央の意匠パーツ (右)>

■ものづくりへのこだわりを実現するビジネスパートナーとしてのプロトラブズ
大手自動車メーカーでコンセプトモデルの電気系エンジニアとしての経験を持つ山中氏にとって、デザインや設計へのこだわりは商品開発にとって重要な部分を占めています。「当初は射出成形に関する知識を持っていなかったため、設計方法や費用についても、どこに問い合わせるべきか分かりませんでした。プロトラブズを採用してからは、担当営業やエンジニアの方が、販売計画に合わせた設計製造スケジュールや設計における技術面の支援も提供してくれるため、今日の開発が実現できました」と同氏は話しています。また、「プロトラブズに小ロット生産を依頼することで、『Flumie』の開発や改良に、より集中して取り組むことが可能になりました。今後も、ひとりメーカーならではの、製品の細部まで美意識が行き届いたものづくりを行い、商品化を進めていきたいと思っています。プロトラブズは製造に限らない、ビジネスパートナーのような存在です」と語っています。

パイロット・ラボラトリーが開発する「Flumie」は、2020年6月より受注生産を開始、2021年春には少量生産体制を開始する予定です。山中氏は「消費者に長く使ってもらえる良い製品づくりを目指しています。今後もプロトラブズの技術を活用しながら、妥協のないものづくりをしていきたいです」と締めくくりました。

(以上)

パイロット・ラボラトリーについて
パイロット・ラボラトリーは、建築やインテリアと調和し新たなライフスタイルを生み出すデザイン性・機能性の高いLED照明器具を開発するひとりメーカーです。

プロトラブズについて
プロトラブズはICTを駆使した独自のデジタル マニュファクチャリング システムにより、カスタムパーツの試作から小ロット生産をオンデマンドかつ画期的な速さで受託製造する会社です。最先端のICTテクノロジーを最大限に駆使することにより、CNC切削加工、射出成形パーツを数日で製作します。国内では3,200社様以上が利用しており、日本全国の製品開発者に、他に類を見ない速さでパーツを入手できるという価値をお届けしています。プロトラブズに関する詳細は、http://www.protolabs.co.jp をご参照下さい。プロトラブズの会社概要は、http://www.protolabs.co.jp/about で確認いただけます。

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