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(2020/4/1)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:三浦工業株式会社
業界最高レベルのボイラ効率97%を実現した「GC-2000AS型」を2020年4月より発売開始
産業用ボイラのトップメーカーである三浦工業株式会社(本社:愛媛県松山市 社長:宮内大介 以下「三浦工業」)は、使用燃料をガス・油がスイッチひとつで切り替えが可能なGCシリーズをモデルチェンジし、「ガス/油焚き小型貫流蒸気ボイラGC-2000AS(以下、本製品)」(相当蒸発量2,000kg/h)として2020年4月より販売を開始いたします。
ガス‐油をスイッチで切り替えができることで、常時蒸気供給が必要な業種や、将来ガス導管が敷設される予定がある地域の工場などにおける前準備対応としてボイラの導入が可能となります。また、省エネルギー性能も向上し業界最高レベル※1であるボイラ効率97%を達成しました。
本製品は東京ガス株式会社(本社:東京都港区、社長:内田 高史)、大阪ガス株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:本荘 武宏)、および東邦ガス株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:冨成 義郎)との共同開発品となります。販売およびメンテナンスに関しては、三浦工業にて実施いたします。
【特長】
(1)エコノマイザ※2を改良し、ボイラ効率97%を実現。さらにガス焚き時常温給水可能※3。
耐腐食性金属を用いた高性能エコノマイザの採用により排ガスからの熱回収量を向上、さらにガス焚き運転時は給水加温不要とすることでのシステム効率向上を実現しました。
(2)燃焼ステージ高速多位置化
従来の3位置制御(待機、低燃焼、高燃焼)に制御位置を追加し、高速多位置制御『待機-連続パイロット(ガス焚き時)※4-低燃焼-中燃焼-高燃焼』を実現しました。ターンダウン比※5を1:2から1:4へ燃焼範囲の拡大及び連続パイロット制御導入により、蒸気負荷要求に対し、安定した蒸気の供給が行えます。低負荷時にはボイラの発停を抑えることができ、プレパージによる熱損失の低減、蒸気圧力の安定性が向上しています。
(3)省電力化
送風機、給水ポンプともにインバータを標準搭載、自社開発の高効率送風機や水位レベルセンサとの併用により省電力化を推進します。
(4)熱損失低減による運転効率の向上
●送風ラインに自社開発のダンパモータを搭載し、ドラフト損失を低減※6
●濃縮ブロー※7水を小流量、長時間ブロー制御へ変更し、ブロー熱損失を低減
●断熱強化による放熱損失の低減
(5)高乾き度※899.5%以上を実現
蒸気圧力や燃焼負荷によって刻々変化する適正水位※9に対して、各種センサおよびインバータを用いてきめ細かな水位制御を行うことで、良質な乾き度の蒸気をご提供します。
【主な仕様】
※1 業界最高レベル・・・自社調べ
※2 エコノマイザ・・・排ガスの余熱でボイラの給水を加熱する装置
※3 ガス焚き時常温給水可能・・・耐腐食向上を行うことで、ガス焚き時は給水加温が不要となる
※4 連続パイロット・・・連続パイロットガス焚き時導入により、プレパージ不要となることでのパージ損失を低減
※5 ターンダウン比・・・最低出力と定格出力の比
※6 ドラフト損失・・・低減 ボイラ待機時の自然通風による熱損失の低減
※7 濃縮ブロー・・・缶水の濃縮度調整のための排水
※8 高乾き度・・・蒸気中に含まれる液体としての水分水滴 の割合が少なく、良質な蒸気であること
※9 適正水位・・・高乾き度および缶体保護を両立できるボイラ内の水位液面の高さ
※10 ボイラ効率・・・諸条件:負荷率 100[%] 、蒸気圧力 0.49[MPa]、給水温度15[℃]、給気温度 35[℃]
以上
<三浦工業株式会社の会社概要>
ミウラは2019年5月1日で、設立60周年を迎えました!
60周年記念サイトはこちら⇒http://www.miuraz.co.jp/60th/
■社名:三浦工業株式会社(http://www.miuraz.co.jp/)
■事業内容:小型貫流ボイラ・舶用ボイラ・排ガスボイラ・水処理装置・食品機器・滅菌器・薬品等の製造販売、メンテナンス、環境計量証明業 等
■本社:愛媛県松山市堀江町7番地 〒799‐2696
■設立:1959年5月1日
■代表者:代表取締役 社長執行役員 CEO 宮内 大介
■資本金:95億4400万円(2019年3月31日現在)
■ 従業員数 :単独3,090名、連結5,690名(2019年3月31日現在)
グループ5,726名(うち海外1,664名) ※正社員・準社員のみ
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