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(2021/2/1)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:パナソニック
パナソニック株式会社とパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下、パナソニック)は、2020年12月17日~2021年1月15日に新宿駅西口から南口を繋ぐ、「新宿ミロード」のモザイク通りにおいて、画像解析技術を活用した人流可視化の実証実験を実施しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図りながら経済活動を維持していくために、人の混雑や密集を避ける生活・行動が求められています。また施設管理者側も、混雑が発生する場所の制限・誘導・分散など、少人数で効率的に安全対策をする必要性が高まっています。
今回の実証実験では、画像解析技術によってカメラ画像にうつる人の流れを計測し、計測結果をインターネット上に公開して、混雑状況を視覚的に分かりやすく把握する技術導入検証をおこないました。施設利用者および施設管理者へ情報を提供することで、混雑回避のルート選定や混雑発生の予測を容易にするなど、混雑を避けた行動の促進効果が期待されます。
※人流データは、通行者の「人数」のみで、個人を特定できる情報は含みません。
今後は、多くの都市や施設へ展開することを見据え、引き続き技術導入検証を進めてまいります。
■今回の実証実験について
小田急電鉄株式会社、株式会社小田急SCディベロップメントの協力のもと、新宿ミロードのモザイク通りに設置している防犯カメラの映像を活用しています。カメラ画像から人物を検出、エリア間を移動する人数をカウントし、人流を計測します。パナソニックのディープラーニングを使った画像解析技術によって、様々な角度からでも人物検出が可能なため、既設の防犯カメラでも活用でき、導入コストも抑えられます。
計測結果は、通行者数に基づく混雑度指標に応じて色分けして表示し、混雑している時間帯や場所を一目で判別できるようにしています。
計測結果およびデータは、2021年2月1日~3月26日の期間中、下記Webサイトにて公開します。
▼実証結果Webサイト
URL:https://biz.panasonic.com/jp-ja/people-count-result
なお、本件は国土交通省が推進する3D都市型モデル整備のリーディングプロジェクト「Project PLATEAU(プラトー)」の一環で、"まちづくりのDX"の取り組みを支援するものです。
■「Project"PLATEAU(プラトー)"」とは?
3D都市モデルとは、都市空間に存在する建物や街路といったオブジェクトに名称や用途、建設年といった都市活動情報を付与することで、都市空間そのものを再現する3D都市空間情報プラットフォームです。様々な都市活動データが3D都市モデルに統合され、フィジカル空間とサイバー空間の高度な融合が実現します。これにより、都市計画立案の高度化や、都市活動のシミュレーション、分析等が可能です。国土交通省では、現在、「Project"PLATEAU(プラトー)"」として、全国約50都市の3D都市モデルの整備と、これを活用した都市計画・まちづくり、防災、都市サービス創出等の実現を目指す「まちづくりのDX」の取り組みを推進しています。
[Project"PLATEAU"]ウェブサイト:https://www.mlit.go.jp/plateau/ [Twitter]:@ProjectPlateau
[国土交通省プレスリリース]https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi03_hh_000068.html
■パナソニックの現場センシングソリューション
https://biz.panasonic.com/jp-ja/gemba-sensing
【報道関係者様 お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 パブリックリレーションズ部
Email:em-prpart@ml.jp.panasonic.com
【お問い合わせ先】
パナソニック システムお客様ご相談センター
電話:0120-878-410 (受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
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