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ウインドリバー、リアルタイムかつAIドリブンなインテリジェントシステム向けに設計されたインテルの産業向けSoCをサポート

(2021/11/4)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ウインドリバー株式会社

ウインドリバー、リアルタイムかつAIドリブンなインテリジェントシステム向けに設計されたインテルの産業向けSoCをサポート


2021年10月26日 — カリフォルニア州アラメダ発 — インテリジェントシステム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、業界をリードするVxWorks(R)(*1)リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)が、インテル Atom(R)x6000シリーズ、インテル Pentiumおよび Celeron N /Jシリーズプロセッサ、第 11 世代インテル Coreプロセッサ並びに同世代のCeleron プロセッサをサポートしたことを発表しました。今回のサポートは、ウインドリバーのソフトウェアをインテルの産業向けシステムオンチップ(SoC)製品向けに最適化することを目的とした、数年にわたる取り組みの一環です。

VxWorksは、IoTに最適化された産業用プラットフォーム向けインテルプロセッサをサポートする、最も広範に導入されている商用RTOSであり、Wind River Studio(*2)の一部としても提供されています。こうした産業用プラットフォームでは、機能安全とそれに関連した継続的な認証を必要とするようなミッションクリティカルなアプリケーションのために、より高度な AI とリアルタイムコンピューティングが求められています。VxWorksでは、インテル Time Coordinated Computing(インテルTCC)、Time-Sensitive Networking、機能安全など、インテルの産業向けSoCに組み込まれたエッジIP機能を最大限に活用することができます。

ウインドリバーの最高製品責任者、アビジット・シンハは次のように述べています。「エッジにある多くのIoTデバイスが膨大なデータを生成することに伴って、より一層自動化が進んだインテリジェントシステムの世界が訪れようとしています。無数のインテリジェントエッジシステムからリアルタイムで届くマシンデータを安全に集約して、デジタルフィードバックを含めて処理するためには、適切なソフトウェアが必要です。Wind River Studioは、ダイナミックかつコンピューティング負荷の高いIoTアプリケーションの開発からデプロイまでのニーズに対応するエンドツーエンドのソリューションです。ウインドリバーはインテルとの緊密な協力の下で、インダストリー4.0に伴う運用上の厳しい要求に応えるRTOSを提供します。また、インテルとのパートナーシップにより、アビオニクス向けの安全認証取得に対応したWind River Helix™ Virtualization Platformで、Tiger LakeとIce Lakeをサポートする予定です」

インテルのIoT担当バイスプレジデント兼産業用ソリューション部門のジェネラルマネージャー、 Christine Boles氏は次のように述べています。「インダストリー4.0向けを始めとする次世代アプリケーションでは、高速処理、コンピュータビジョン、機能安全、低遅延のディターミニスティックコンピューティングなどのクリティカルアプリケーションに対して、さらに高度なAIとリアルタイム機能が求められます。ウインドリバーがインテルのIoTに最適化されたプラットフォーム上でVxWorksとACRNをサポートすることで、お客様は新機能の迅速な追加や新製品の市場投入、仮想化されたリアルタイムコンピューティングによるワールドクラスのパフォーマンスを実現することができます」

産業機器メーカーの大きな変革の中で、AIを活用し自動化された意思決定コンピューティングが、クラウドのファーエッジに移行しつつあります。最近の調査では、業界のリーダー企業の66%が、ミッションクリティカルな成功のためには、自社の組込み製品とソリューションが、ほぼレイテンシーフリーのリアルタイムでコンピューティングできることが必要だと考えています。(*3)

インテル Atomx6000シリーズ、インテル Pentiumおよび Celeron N /Jシリーズプロセッサ(Elkhart Lake)は、IoT向けに強化されたプラットフォームにより、IoT 開発者、アーキテクト、エンジニアに価値をもたらします。このプラットフォームには、リモート管理、機能安全、TSNネットワーク同期、リアルタイムコンピューティングのための統合されたリソースが集約されています。第11世代インテルCoreプロセッサ(Tiger Lake)は、高性能のCPU/GPUコンピューティングと、統合されたAIアクセラレーションに加え、高速処理、コンピュータビジョン、低遅延のディターミニスティックコンピューティングを必要とするクリティカルな用途に向けた、リアルタイム機能を特徴としています。

業界やデバイスの種類を問わず、インテリジェントシステムを構築する企業は、ウインドリバーのRTOS機能を活用して最高レベルのセキュリティ、安全性、ハイパフォーマンス、信頼性を実現しています。VxWorksは、デバイスからクラウドまでをカバーする、ミッションクリティカルなインテリジェントシステムの開発、デプロイ、運用、サービスを実現するクラウドネイティブプラットフォームであるWind River Studioの一部です。



ウインドリバーについて
ウインドリバーは、インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジーは1981年の設立時より世界で最も安全かつセキュアなデバイスに搭載され、数十億を超える製品に使用されています。ウインド リバーは、ワールドクラスのグローバルな専門サービスとサポート、および幅広いエコシステムパートナーによってサポートされる、包括的なポートフォリオを提供します。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準のセキュリティ、安全性、信頼性 を提供しながら、より優れたコンピューティングとAI機能が要求されるミッションク リティカルなインテリジェントシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのウェブサイトをご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/

*1:https://www.windriver.com/japan/products/vxworks
*2:https://www.windriver.com/japan/studio
*3: Forbes/Wind River, “Characteristics of Intelligent Systems,” 2021
https://www.windriver.com/intelligent-systems


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Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

※本プレスリリースは2021年10月26日に発表したプレスリリースの抄訳です。
https://www.windriver.com/news/press/news-20211026

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